ははになる

一女二男の母です。

思春期娘との攻防

ウチの娘(小6)は思春期に突入しております。

世間や大人をちょっとだけ斜めに見たり、今まで当たり前に受け取っていた物事に疑問を持ったり不満を持ったり。

それはそれは教科書通りな成長の証。

大人になるためにはここをちゃんと通過する必要がある、私もあったわ〜と、わかっているんです。

 

でも、ちょっとしたことで(娘にとってはちょっとした事ではないのですが)ぷんぷんにふくれてしまったり、とげのある態度をとったり....。

こういうのが続くと周りの家族も疲れてきます。

 

ここでカチンと来てこちらも感情的になると、お互いに棘と棘でぶつかるだけでちっとも建設的に進めなくなってしまうんですよねぇ。

母VS娘に突入すると、ただでさえお姉ちゃんにあたられる長男(小3)は、もうおろおろうろうろするしかありません。ストレスではげるかもしれません。(笑

 

そんな高ぶった感情をいったん鎮めるために、

私は意識して思う事があります。

 

「ちゃんと元気で生きてるじゃないか」と。

 

夫も子ども達もそして私も、こうやってぶつかり合えたりするくらいにちゃんと元気に生きている。一番大事な事じゃないか、と。

すごく当たり前に受け取りすぎていて、それがどれほどの奇跡かという事を普段私は忘れています。

大きな災害や疫病や犯罪や事故などにあわず、今日も家族みんな元気で過ごせたのはすごくすごく幸せな事。

それをあえて思い出してから、目の前のイライラしている娘と向き合うと、なんだか笑っちゃうくらいにそのイライラも愛おしく思えたりするんです。

 

私がそうなると娘も娘なりに、いったん自分の部屋に行って気持ちに折り合いを付け、機嫌の良さを取り戻してたわいない話をしにきたりします。

 

もちろんそれで全て解決する訳ではなく、きちんと話し合いお互いに解決策を探さなければならない時もあります。

が、その話し合いの前提として少なくとも私は冷静でなければなりません。

どちらかと言うと気の短い私は、そこへたどり着くスイッチみたいのが必要なんだな〜と、子育て経験を積み重ねるうちだんだんわかってきました。

 

そう思ってはいても、あ〜やっちまったなって時もありますが。

ま、人間ですからね。

やっちまった事に気付いたら、なるだけ早くあやまってます。